Enterprise Grid でフラグつきコンテンツを確認する
Enterprise Grid オーガナイゼーションのメンバーは、メッセージとプロフィールコンテンツにフラグをつけて管理者に確認を依頼できます。OrG オーナーとコンテンツ管理者は、管理者ダッシュボードでフラグつきコンテンツの詳細を確認したり管理方法を決定したりできるほか、フラグつきコンテンツの履歴を閲覧できます。
注 :既定では、OrG オーナーはフラグつきコンテンツを表示・管理できます。必要に応じて、OrG のメンバーをコンテンツ管理者のメンバー種別に割り当てることができます。
フラグつきコンテンツの設定を管理する
フラグつきコンテンツを有効または無効にする
Enterprise Key Management(EKM)を使用する Enterprise Grid オーガナイゼーションの場合、フラグつきコンテンツは自動的に有効になり、無効にすることはできません。Enterprise Grid オーガナイゼーションで EKM を使用していない場合は、次の手順に従って、この機能を有効または無効にすることができます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーから 「設定」を選択し、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 「フラグつきコンテンツのレビュー」の横にある「編集」をクリックします。
- 「要審査コンテンツにメンバーがフラグをつけられるようにする」の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにして、設定するコンテンツタイプ、設定、通知の横にあるチェックボックスをオンまたはオフにします。
- 「保存する」をクリックします。
コンテンツタイプ
メンバーがフラグをつけられる以下のコンテンツタイプを選択します。
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メッセージ
メンバーが確認のためにメッセージにフラグをつけると、レビュー担当者は報告を却下したり、コンテンツを非表示にしたりできます。 -
プロフィールコンテンツ
メンバーが確認のためにプロフィールコンテンツにフラグをつけると、レビュー担当者は報告を却下したり、プロフィールコンテンツを非表示にしたり、置き換えたりできます。
その他の設定
フラグつきコンテンツがオンの場合、以下のオプションを有効または無効にできます。
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メンバーがメッセージにフラグをつけた時に組織のポリシーまたはその他のリソースへのリンクを含める
ポリシーへのリンクを追加すると、Slack でメッセージにフラグをつけたメンバーは、確認のためにメッセージを送信する前に、必要に応じてオーガナイゼーションのポリシーを確認することができます。 -
コンテンツ管理者がフラグつきコンテンツを非表示、更新、却下として処理する時に、メモの追加を必須にする
メモは決定内容の横の「履歴」タブに表示され、OrG オーナーとコンテンツ管理者のみ閲覧できます。
Tip : ポリシーへのリンクを含める場合は、コンテンツを表示する権限がメンバーにあることを確認してください。オーガナイゼーションのポリシーや関連情報を含む canvas にリンクできるので、メンバーは Slack を離れることなくポリシーを確認できます。
通知設定
コンテンツにフラグがつけられたり、割り当てられたり、確認されたりした時に Slackbot 通知を受け取るユーザーを以下から選択します。
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コンテンツにフラグがつけられた時に、コンテンツ管理者に通知
確認のためにコンテンツにフラグがつけられると、指定したコンテンツ管理者に Slackbot から通知が届きます。 -
確認のためにフラグが割り当てられた時に、そのコンテンツ管理者に通知
確認のためにフラグつきコンテンツの報告を割り当てると、担当者に Slackbot から通知が届きます。 -
コンテンツ管理者がメッセージを非表示にした時またはフラグを却下した時に、コンテンツにフラグをつけたメンバーに通知
提出された内容が確認されると、コンテンツにフラグをつけたメンバーに Slackbot から通知が届きます。 -
コンテンツ管理者がフラグつきコンテンツを非表示にした時に、コンテンツ作成者に通知
コンテンツが非表示になるか更新された場合、フラグがつけられたメッセージまたはフラグがつけられたプロフィールの所有者であるメンバーに Slackbot から通知が届きます。
フラグつきコンテンツを確認する
管理者ダッシュボードから、メンバーがフラグをつけたコンテンツに関する詳細を確認し、報告を却下するか、コンテンツを OrG で非表示にするか、フラグつきプロフィールフィールドを置き換えるかを選択できます。また、フラグつきコンテンツを OrG オーナーまたはコンテンツ管理者に割り当てて確認を依頼し、フラグつきコンテンツにほかのレビュー担当者向けのコメントを残してもらうこともできます。
フラグつきメッセージを却下するか、非表示にする
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- 「コンテンツ」列のメッセージのプレビューをクリックして、フラグつきコンテンツの詳細を表示し、右上の「管理」をクリックします。
- 「却下する」または「メッセージを非表示にする」を選択します。
- 必要に応じて(または組織で必須になっている場合は)決定内容について説明するメモを入力し、「却下する」または「非表示にする」をクリックします。
注 :Slack コネクトの会話で外部の人のメッセージにフラグをつけるオプションは、外部のオーガナイゼーションでコンテンツへのフラグづけが有効になっている場合にのみ、メンバーに表示されます。フラグつきメッセージは、誰がコンテンツにフラグをつけたかに関係なく、確認のためにメッセージ作成者のオーガナイゼーションに送信されます。
フラグつきプロフィールコンテンツを却下する、非表示にする、置き換える
プロフィールコンテンツにフラグをつける時、メンバーはプロフィール写真、ステータス、氏名、表示名の確認が必要かどうかを指定できます。プロフィールコンテンツを確認する時は、報告を却下するか、プロフィールの氏名または表示名を置き換えるか、プロフィール写真またはステータスを非表示にできます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- 右上の「フィルター」アイコンをクリックして、「プロフィール」を選択します。
- 「コンテンツ」列のユーザー名をクリックして、フラグつきプロフィールの詳細を表示し、右上の「管理」をクリックします。
- コンテンツの却下、置き換え、非表示を選択します。
- 必要に応じて(または、OrG で必須になっている場合は)決定内容について説明するメモを入力し、「却下する」または「非表示にする」をクリックします。
氏名または表示名を置き換える場合は、新しい名前を入力して「置き換える」をクリックします。
注 :現在のところ、メンバーは自分のオーガナイゼーションのメンバーに対してのみ、プロフィールコンテンツへのフラグづけが可能です。
フラグつきコンテンツを担当するか、割り当てる
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- 「コンテンツ」列でメッセージのプレビューまたは名前をクリックして、フラグつきコンテンツの詳細を確認します。
- 「担当者」でドロップダウンメニューをクリックし、自分の名前を選択してコンテンツを担当します。コンテンツをほかの OrG オーナーまたはコンテンツ管理者に割り当てるには、代わりにそのユーザーの名前を選択します。
フラグつきコンテンツにコメントを追加する
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- 「コンテンツ」列でメッセージのプレビューまたは名前をクリックして、フラグつきコンテンツの詳細を確認します。
- 「コメント」で、コメントを追加してから、 「送信」を押します。コメントを表示できるのは、OrG オーナーとコンテンツ管理者のみです。
フラグつきコンテンツの履歴を閲覧する
以前にフラグをつけられたコンテンツを再確認して、フラグがつけられた日付、確認した担当者、そのコンテンツの処理(却下、非表示、置き換え)などの詳細を表示できます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- ダッシュボードの上部にある「履歴」タブを選択します。
- ダッシュボードでコンテンツを確認するか、「コンテンツ」列のメッセージのプレビューまたは名前をクリックして詳細を表示します。
フラグつきコンテンツをエクスポートする
オーガナイゼーションのフラグつきコンテンツのデータを CSV ファイルにエクスポートできます。エクスポートには、メッセージへのリンクやエクスポート時のレビューステータスなど、各フラグつきコンテンツの提出物に関する詳細が含まれます。
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ホームタブで、サイドバーにあるオーガナイゼーション名をクリックします。
- 「ツールと設定」にマウスポインターを重ねてから、「オーガナイゼーションの設定」をクリックします。
- 左サイドバーの 「セキュリティ」を選択し、続けて「フラグつきコンテンツ」をクリックします。
- 右上の「すべてのデータをエクスポートする」をクリックすると、保留中のフラグつきコンテンツに関する提出物とフラグつきメッセージの履歴がすべてエクスポートされます。レビュー保留中のコンテンツのみをエクスポートするには、「フラグつきコンテンツ」タブを選択します。フラグつきコンテンツの履歴のみをエクスポートするには、「履歴」タブを選択します。
ダウンロードの準備が整うと、Slackbot から、ファイルへのリンクが記載されたダイレクトメッセージ(DM)が届きます。
- OrG オーナーとコンテンツ管理者のシステムメンバー種別を持つメンバー
- Enterprise Grid プランで利用できます。